こんにちは、ゆつです。
今回も、過去の音楽を振り返りながら更新していきます。
このブログでは、現在から少しずつ過去へ遡りながら、その月に見つけた音楽をアーカイブとして残しています。
私は毎月、同じ検索ワードを使ってYouTubeを検索し、そこで見つけた邦楽のミュージックビデオ(MV)をチェックしています。
気になった曲はYouTubeの再生リストとSpotifyのプレイリストに追加して、あとから聴き返せるようにしています。
この記事では、その中から「もう一度聴きたい」と思った曲や、特に印象に残ったMVをご紹介します。
新しいアーティストを知ることもあれば、以前から聴いているアーティストの新曲に出会ったり、久しぶりに過去の曲を聴き直したりすることもあります。
毎月続けていると、その時期に自分がどんな音楽を選んでいたのかが残っていくのも面白いところです。
この音楽アーカイブの中から、あなたにも「気になる一曲」が見つかりますように……^^
それでは、YouTubeにアップロードされた順にご紹介していきます♪
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今月の音楽傾向
今月のプレイリストを振り返ると、エレクトロニックな音を取り入れたポップスやダンスミュージックと、歌詞や歌声をじっくり聴きたくなる楽曲が一緒に集まりました。
TOWA TEI、Reol、yamaのように電子音やビートそのものが耳に残る音楽がある一方で、カクレミノ、bitter pepper、水咲加奈など、歌声や言葉、ギターやピアノへ自然と耳が向く曲も選んでいます。
さらにBackseat Boyz「HOBO HOBO」のような、難しく考えずに踊って楽しみたくなる一曲も加わりました。
今月も一つのジャンルにはまとまりませんでしたが、改めて聴き返してみると、
**「音作りが面白くてもう一度聴きたくなる曲」**と
「歌声や言葉が気になってもう一度聴きたくなる曲」
の両方を選んでいたように感じます。
1. TOWA TEIから現在のポップスへつながる、電子音への好み
今月まず印象に残ったのが、TOWA TEIです。
TOWA TEIは1990年にDEEE-LITEのメンバーとして全米デビューし、1994年からソロ活動を続けています。2026年8月21日には14枚目のソロアルバム『ZAMBIENT』をリリースしました。
これまでのプレイリストでも、CAPSULE、DÉ DÉ MOUSE、パソコン音楽クラブ、Perfumeなど、電子音やダンスミュージックを取り入れたアーティストを選ぶことがありました。
特別に「今月はエレクトロニックな曲を集めよう」と考えているわけではありません。
それでも毎月選んだ曲を後から振り返ると、シンセサイザーの音や細かなビート、繰り返されるリズムなど、音そのものの動きを楽しめる曲に惹かれる傾向が以前から続いています。
1990年代から活動するTOWA TEIと、現在活動しているアーティストが同じプレイリストに自然に並んでいるのも面白いところです。
年代を決めず、YouTubeでそのとき耳に引っかかったMusic Videoを探しているからこそ生まれる組み合わせだと思います。
2. Reolとyama――デジタルな音から広がる、違う感情
Reol「COCOON」とyama「mountain」も、今月の印象に残った曲です。
Reol「COCOON」は2026年7月11日に配信された楽曲。
Reolにとって初めてのラブソングで、大切な人や場所から受け取る安心感や愛、その先に生まれる強さが描かれています。
MONJOEによるグルーヴィーなダンスビートと、これまでとは少し違うアンニュイなReolの歌声の組み合わせも印象的でした。
一方、yama「mountain」は8月12日0時に配信。
yamaが初めて登山した日の体験から生まれた楽曲で、山頂から景色を眺めたときに感じた「自分はもともと自由だった」という気づきが曲の背景にあります。
壮大なストリングスから始まり、デジタルなビートからクライマックスに向かって生楽器へ変化していく構成も、その心境の変化と重なっています。
どちらも現代的な音作りを楽しめる曲ですが、描かれているものはかなり違います。
Reolは、誰かとつながることで生まれる安心感や強さ。
yamaは、自分自身を縛っていた考え方から少し自由になった体験。
電子音やビートだけで選んでいるのではなく、サウンドの奥にその人自身の現在の感情や経験が見える曲にも惹かれていたのが、今月の特徴だったように思います。
3. Backseat Boyz「HOBO HOBO」で加わった、思いきり遊ぶ音楽
今月の中でも、少し違った役割をしているのがBackseat Boyz「HOBO HOBO」です。
Backseat Boyzは、ビッケブランカが「ビッケ」名義で、ユージ、JOYと結成した3人組。
「HOBO HOBO」は2026年8月12日にリリースされたデビューシングルで、公式ではラテン系のダンスナンバーとして紹介されています。
踊れるビートに、思わず笑ってしまうような3人の遊び心が乗っている。
Reolやyamaのように内面へ目を向けた曲を聴いたあとに「HOBO HOBO」が入ってくると、プレイリストの空気も一気に変わります。
深く考えながら聴く音楽も好きですが、すべての曲に重い意味や格好よさを求めているわけではありません。
「なんだこれ、面白い!」と思った曲をそのまま残す。
そんな選び方も、自分のプレイリストらしいところだと思います。
真面目な曲の隣に、思いきりふざけた曲がある。
エレクトロニックな音楽の隣に、ギターやピアノ中心の曲がある。
その統一されすぎていない感じも、毎月自分で曲を探す面白さです。
4. 電子音の間で、歌声や言葉に耳を止めた曲
一方で今月は、
- カクレミノ「火星でも元気でね」
- bitter pepper「拝啓、愛した人」
- 水咲加奈「ナイフ」
など、歌詞や歌声、ギターやピアノへじっくり耳を向けたくなる曲も選びました。
水咲加奈「ナイフ」は、2026年8月12日にリリースされた楽曲です。
水咲加奈は歌とピアノを軸に活動するシンガーソングライターで、公式プロフィールでも、映画や文学、アートを思わせる歌詞や変拍子を取り入れた独特な楽曲を特徴としています。
「ナイフ」では、柴草玲と根岸孝旨がプロデュース・編曲に参加し、言葉やスマートフォンなど、目には見えないものが誰かを傷つける現代の感覚が題材になっています。
電子音やダンスビートが印象的な曲をたくさん聴いていても、自分のプレイリストが完全にそちらへ寄ることはありません。
ふと歌声に惹かれたり、歌詞の一言が気になったり、ギターやピアノの響きに耳を止めたりする。
今月の選曲を並べてみると、音作りが面白いだけでなく、歌っている人の感情まで伝わってくる曲を残したいという好みも、改めて見えてきました。
今月を振り返って
今月は、TOWA TEIのように長く電子音楽を作り続けているアーティストから、Reol、yamaといった現在のポップス、Backseat Boyzの遊び心あふれるダンスナンバー、さらにインディーバンドやシンガーソングライターまで幅広く集まりました。
ジャンルだけを見ると、かなりバラバラです。
でも、自分がどこに耳を止めたのかを考えてみると、
リズムや電子音、アレンジの動きが気になる曲。
そして、
歌声や言葉から感情が伝わってくる曲。
この2つが、今月のプレイリストをつないでいたように思います。
音だけでも面白い。
でも、その奥に歌っている人の気持ちまで見えてくると、さらに気になる。
反対に、歌詞を深く考えなくても、ビートや変わった音だけで「もう一度聴きたい」と思うこともあります。
毎月YouTubeでMusic Videoを探し、その瞬間に耳へ引っかかった曲をプレイリストへ残しているからこそ、こうした違う聴き方の曲が自然と一緒に並びます。
後から振り返ってみると、今月は特に、「面白い音を探す耳」と「感情のある歌を聴きたい耳」の両方が動いていた月だったように感じました。
【2026年8月アップロード・邦楽MVまとめ】
- ”NOTHING ELSE 2” TOWA TEI
- Backseat Boyz – HOBO HOBO
- 水咲加奈「ナイフ」MV
- yama『mountain』 Lyric Video
- bitter pepper「拝啓、愛した人」Music Video
- カクレミノ – 火星でも元気でね [Music Video]
- Reol – COCOON MV(Live Film)
【今月のオススメ曲!】温泉につかるように力が抜ける TOWA TEI「NOTHING ELSE 2」
今月のオススメ曲は、TOWA TEIの「NOTHING ELSE 2」です。
ゆったりとしたビートに、スチャダラパー・Boseの力の抜けたラップ。
細かな電子音やコーラスがいくつも重なっているのに、不思議と騒がしく感じません。
何かを真剣に考えながら聴くというより、ぼんやり音に身を任せていたくなる。
まるで温泉につかって、少しずつ体の力が抜けていくような一曲です。
🎧 おすすめポイント:「風呂になりたい」がBoseとの脱力ラップへ
「NOTHING ELSE 2」は、2026年8月19日に配信された楽曲です。
TOWA TEIの14枚目のソロアルバム『ZAMBIENT』から、第2弾先行シングルとして発表されました。
もとになったのは、大阪の温浴施設愛好レーベル「桶 Music Factory」から2025年に発表された「NOTHING ELSE」。
邦題/サブタイトルは「風呂になりたい」です。
TOWA TEIは各地の名湯や秘湯を巡るほどの温泉好きで、原曲も“温泉ラブ”から生まれた作品でした。
「NOTHING ELSE 2」では、その曲をTOWA TEI自身が再構築。
さらにスチャダラパーのBoseをラップに迎え、TOWA TEIが自身のキャリアで初めてラップのリリックを書いています。
この背景を知ると、曲のゆるやかなテンポや、ふわふわと漂うような音の感触まで、湯船につかっている時間と重なって聞こえてきます。
Boseのラップも、曲の前へ強く出てくるというより、ビートの中へするっと溶け込んでいくような印象です。
ラップを聴いているというより、温泉につかりながら隣で雑談を聞いているような距離感があります。
実際、Boseとのレコーディングもかなり肩の力が抜けたものだったようです。
TOWA TEIによると、Boseを呼んだ理由の一つは「久しぶりに雑談したかった」から。
予定していた120分のうち、ラップの録音はわずか20分ほどで終わり、残りの100分は二人で話していたそうです。
そんな気負わない関係性まで、そのまま曲の空気になっているように感じました。
🎧 静かなだけじゃない「雑種アンビエント」
「NOTHING ELSE 2」が収録された『ZAMBIENT』は、2026年8月21日にアナログ盤が発売され、9月25日にデジタル配信されました。
TOWA TEIは「ZAMBIENT」を「雑種アンビエント」と表現しています。
一般的なアンビエントというと、静かで繊細な音楽を思い浮かべることがあります。
でもTOWA TEIが考えるZAMBIENTは、その反対。
さまざまな要素や“雑味”が混ざった、タフで「面白くて変な音楽」まで含む、とても広い感覚です。
「NOTHING ELSE 2」も、確かに落ち着いて聴ける曲ではあります。
でも、ただ静かなわけではありません。
Boseのラップ。
電子音。
コーラス。
ギター。
細かなリズム。
いろいろな音が次々と入ってくるのに、それらがぶつからず、一つのゆるいグルーヴとして続いていきます。
何となく流していても心地いい。
でも少し耳を向けると、「今こんな音が鳴っていたんだ」と気づく。
そんな、不思議な引っかかりが残るところに惹かれました。
🎬 Music Videoのここがオススメ!
Music Videoは楽曲と同じ2026年8月19日に公開され、CAVIARの中村剛が監督を担当しています。
「APPLE」「THE SOURCE」に続いてTOWA TEIと組んだ作品で、さまざまな素材を組み合わせたコラージュ表現が使われています。
実写で一つの物語を追っていくタイプのMusic Videoではありません。
次々と現れる少し奇妙なイメージを、一定のテンポで続いていく音楽と一緒に眺めていく。
その楽しみ方が、この曲によく合っています。
映像を細かく理解しようとするよりも、
「なんだこれ?」
と思いながら、そのまま眺める。
そこへBoseのラップや電子音が重なることで、日常から少し離れた場所へ漂っていくような感覚があります。
一日の終わりに力を抜きたいとき。
パソコン作業の合間に、少し頭を休めたいとき。
普通のチル系とはちょっと違う、変わった音楽を流したいとき。
そんな時間に選びたくなる一曲です。
TOWA TEI「NOTHING ELSE 2」を、Boseの自然体なラップと、温泉につかっているようなゆるやかなグルーヴ、少し奇妙なコラージュMusic Videoとともに楽しんでみてください。
ぼんやり聴いても気持ちいい。でも、耳を澄ますと変な音がいっぱいある。
そんな“TOWA TEI流の脱力感”を楽しめる一曲です。
【今月のオススメ曲!】言葉の怖さと優しさを静かに突きつける 水咲加奈「ナイフ」
今月のオススメ曲は、シンガーソングライター・水咲加奈の「ナイフ」です。
静かなピアノと、張りつめたような歌声。
そこから曲が進むにつれてギターやリズム隊、弦の響きが加わり、少しずつ感情があふれ出していくような展開が印象に残り、今月のプレイリストから選びました。
きれいなバラードとして落ち着いて聴ける曲ではありません。
言葉を発することの怖さや、自分も知らないうちに誰かを傷つけてしまうかもしれないという不安が、最後まで静かな緊張感として残る一曲です。
🎧 おすすめポイント:「誰も傷つけたくない」という切実な思い
「ナイフ」は、2026年8月12日にデジタルリリースされた楽曲です。水咲加奈の公式サイトでも同日のリリースが掲載されています。
作詞は水咲加奈、作曲は柴草玲。
プロデュース/編曲には柴草玲と根岸孝旨が参加し、黒田晃年がギター、根岸孝旨がベース、平里修一がドラムを担当しています。
柴草玲と根岸孝旨といえば、Cocco「強く儚い者たち」で、それぞれ作曲と編曲を担当した二人です。
そんな二人が参加した「ナイフ」も、ただ美しいだけでは終わらない、少しヒリヒリとしたオルタナティブな空気をまとっています。
この曲で歌われている「ナイフ」は、実際の刃物だけではありません。
スマートフォンや、何気なく発した言葉。
自分ではそれほど強い意味を込めていなくても、受け取った相手を傷つけてしまうことがあります。
公式の楽曲紹介でも、スマホや言葉といった「見えない刃」を誰もが持つ現代社会の中で、「誰も傷つけたくない」という祈りと葛藤を描いた楽曲と説明されています。
この曲に惹かれたのは、誰かを一方的に責める歌ではないところです。
傷つけられる側だけではなく、自分自身も知らないうちに誰かへ刃を向けているかもしれない。
その可能性まで含めて歌っているからこそ、聴いていて少し怖くなります。
でも、その根底にあるのは「もう誰も傷つけたくない」という思いです。
怖さだけではなく、誰かを大切にしたいという優しさも同時に感じました。
🎹 静けさから広がっていく音にも注目
水咲加奈の歌声も、この曲の大きな魅力です。
最初から強く感情を爆発させるのではなく、ぎりぎりのところで言葉を届けているような緊張感があります。
作曲を担当した柴草玲も、完成した水咲加奈の歌声について「ヒリヒリとした緊張感」があるとコメントしています。
その歌声を支えるように、曲の序盤ではピアノを中心とした静かな空間が広がります。
そこへギター、ベース、ドラムなどが少しずつ加わり、曲が進むにつれて音の密度も高くなっていく。
最初は自分の内側だけにあった感情が、抑えきれなくなって外へ広がっていくように感じました。
言葉だけでなく、演奏そのものにも落ち着かなさや感情の揺れがあります。
静かな部分があるからこそ、大きく音が広がった瞬間の切実さがさらに強く伝わってきます。
🎬 Music Videoのここがオススメ!
Music Videoも楽曲と同じ2026年8月12日に公開され、写真家・映像ディレクターの平木希奈(mana hiraki)が監督を担当しています。
映像では白と黒が印象的に使われ、無機質なものと、人間の身体や感情の生々しさが交差するような世界が描かれています。
公式紹介では、マジックリアリズムを感じさせるシュールな表現や、「白と黒」「無機質と生々しさ」が交錯する映像として紹介されています。
華やかなストーリーを追いかけるMusic Videoではありません。
水咲加奈の表情。
身体の動き。
白と黒の空間。
一つひとつを眺めながら、曲の中にある不安や緊張感を受け取っていくような作品です。
音源だけで聴いていると、どうしても歌声や演奏に耳が向きます。
でも映像と一緒に見ると、「ナイフ」という言葉が示しているものは、もっと身近で、もっと広いのかもしれないと考えたくなりました。
SNSに書いた一言。
誰かとの会話。
自分では何気なく選んだ言葉。
そうした日常の中にも、見えない「刃」は存在するのかもしれません。
誰かとの関係について考えたくなった夜。
自分が発した言葉を少し振り返りたくなったとき。
そして、静かなところから大きく感情が広がっていく音楽を聴きたいときに選びたくなる一曲です。
水咲加奈「ナイフ」を、張りつめた歌声とピアノ、徐々に広がっていくバンドサウンド、白と黒が交差するMusic Videoとともに楽しんでみてください。
言葉は誰かを傷つけることもある。でも、同じ言葉で誰かを大切にすることもできる。
そんなことまで考えたくなる、静かで鋭い一曲です。
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YouTube再生リストはこちら
今回ご紹介したMVは、こちらの再生リストにまとめています。
アップロード順で追加しているため、新しい動画を追加すると再生リスト内の順番が変わることがあります。
Spotifyプレイリスト版もあります
今回のまとめ
このプレイリストは不定期で更新しており、主にShazamで検索して見つかった楽曲を中心に追加しています。
Shazamで検索しても見つからなかった曲や、Spotifyで配信されていない曲については、今回のSpotifyプレイリストには追加していません。
毎回YouTubeやShazamなどを使いながら、そのときに気になった曲を少しずつ集めています。
今回紹介した中で、気になった一曲はありましたか?
普段自分では聴かないアーティストを知ったり、誰かとの会話のきっかけになったり、このまとめから新しい音楽との出会いが生まれたら嬉しいです。
Spotifyでは、このプレイリスト以外にもテーマごとにいろいろなプレイリストを作っています。気になった方は、Spotifyのプロフィールページからほかのプレイリストもぜひ聴いてみてください。
また、同じYouTubeアカウントでは、AIで制作したBGM動画なども公開しています。
これからも気になった音楽を見つけながら、少しずつまとめ記事を更新していきます。
また次回の音楽まとめで。
ゆつ でした^^

